限界だった

朝、バス停に着いたら気分が悪くなった。
チビちゃんの手を引いて帰ろうとしたら、少し、よくなった。
バスが来たので乗り込んだ。
幼稚園に着くまでは大丈夫だろう。我慢しよう。
でも、体中から冷や汗が出て、めまいがして、ガタガタ振るえ出した。
途中で降ろしてもらい、目の前にあるコンビニに飛び込んだ。
トイレで吐いた。
立ち上がれなかった。
でも、今日は行かなくてはならない。
昨夜、夜中遅くまでかかって描き上げた図案を見せて、明日の作業の打ち合わせをする
予定なのだ。
幼稚園と、学級委員コンビのみーちゃんに「遅れます」と電話を入れた。



なんとか今日の仕事を終えて、家に帰り着くなり、玄関で倒れた。
「おなかがすいたよ〜」というチビちゃんの声に、立ち上がり、昼食を食べさせた。
私は、気持ちが悪くて食べられなかった。
チビちゃんと一緒に夕方まで寝た。
夕食は娘が作ってくれた。
今日は「限界だ」と思ったけど、乗り切れた。
明日は、お手伝いの二人と一緒に貼り絵の看板を作る。
私が休むわけにはいかない。